生物由来物

31万種以上の登録があるDNAデータベースをもとに、種を同定いたします。

骨
植物性繊維
虫
分岐図

異物の種類や状況により、異物スクリーニング検査をおすすめする場合がございます。詳しくは当社までお気軽にお問い合わせください。

DNA同定検査[Sコース:35,000円/6営業日、Hコース:45,000円/8営業日]

主な分析対象:動物由来物、植物由来物、虫 など

基準となるDNAデータベースには、現在、動物4万6000種と昆虫6万7000種、植物11万3000種を含む31万種以上が登録されています。登録されたDNAと比較することにより、異物の種を同定します。
また、登録がない種であっても、目・科レベルでの同定が可能です。

コースについて
  Sコース…スタンダードコース。筋組織、血液、葉などが対象。
  Hコース…ハイスペックコース。木片、骨、DNA劣化のおそれがある検体が対象。
お受付可能な検体量の目安は、3mm角以上の組織片となります。目安に満たなくても検査可能な場合がございますので、お気軽にご相談ください。
複数種の混在、ユニバーサルプライマーの不適合、加圧、加熱、発酵によるDNAの劣化に起因して、検査結果が得られなかった場合は実費として検査料金の半額のご請求となります。あらかじめご了承ください。
対照生物との比較検査をご希望の場合は、動物DNA同定検査でのご案内となります。詳しくは当社までお問い合わせください。
腐敗・発酵等による試料の劣化を防ぐため、冷凍便にてお送りください。

塩基配列決定法

異物検体のDNAとNCBIデータベースに登録されている生物種DNAとの比較を行い、一致率が高い上位5種をご報告いたします。

例)骨や歯など、例)破損したムシの一部

【同定可能な確率】

過去の実績を基に、どの程度の確率で同定が可能であったかを示します。

生物の分類別に見た同定の確率

動物 魚介類 植物 昆虫

検体の形態別に見た同定の確率

肉片 血液 木片 鳥の羽

:90%〜の確率で同定可能
:70%〜80%の確率で同定可能
:〜60%の確率で同定可能

当社では独自の技術開発により、これまでDNAの抽出が困難とされてきた木片、鳥の羽、骨につきましても、同定の可能性が高くなりました。検体の状態がより新鮮であるほど、同定に至る可能性があります。

微生物DNA同定検査[28,000円/7営業日]※オプション料金は下記表を参照。

主な分析対象:カビ、酵母、細菌 など

食品や工業製品に発生した微生物について、日本薬局方に記載の方法によりDNA解析を行い、種の同定を行います。データベースには細菌類、カビ、酵母を合わせて4万種以上の登録があるため、主要な菌種についてはほぼカバーしています。

遺伝子解析による微生物の迅速同定法(第十五改正日本薬局方 参考情報4:準用)

解析部位/細菌:16S rRNA遺伝子の部分塩基配列(約500塩基)
解析部位/真菌:26/28S rRNA遺伝子D2領域(約300塩基)
          18S rRNAと5.8S rRNA間のスペーサー領域(ITS1)(約150〜300塩基)
使用データベース:自社データベース、DDBJ/EMBL/GenBankが提供するデータベース

16S rRNA遺伝子の全長解析(約1,500塩基)をご希望の場合は、別途お問い合わせください。

例)製品の一部がカビにより汚染
検査項目 検査料金 検査日数 サービス内容
微生物DNA同定検査 28,000円
2検体目以降20,000円/1検体
7営業日※1 近縁上位5種※2と同一性、及び、同定された種の所見※3をご報告。
培養・単離 +8,000円 5営業日 標準寒天培地、真菌培地(好湿性・好乾性)
複数の菌が混在している場合などにご利用ください。
系統解析※4 +6,000円/1検体 +0営業日 近縁上位10種との系統解析を行い、その結果として系統樹をご報告。
塩基配列・波形データの添付 +7,000円/1検体 波形データ報告書
塩基配列のテキストデータ
塩基配列データの添付 +1,000円/1検体 塩基配列のテキストデータのみをメールにてご報告。

※1検体が多数の場合、検査日数が変動する場合がございます。
※2検体との同一性が最も高い近縁種上位5種と、DNA配列の同一性をご報告いたします。
※3当社で情報を持ち合わせていない種は所見が記載できない場合があります。属、科での同定に留まった場合は属、科レベルでの一般的な所見をご報告いたします。
※4系統樹のみのご報告となります。
他菌種の混在、ユニバーサルプライマーの不適合、PCR阻害物質の存在等のサンプル不良及びその他理由により検査不能となった場合は実費14,000円のご請求となりますので、予めご了承ください。
繁殖によって他菌種が混在しないよう、試料は冷蔵便にてお送りください。

【微生物DNA同定検査のご留意点】

  • 臨床検査目的での検査は行っておりません。
  • 病原性を有する可能性のある微生物の受け入れは行っておりません。
  • 受託可能な試料は、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(カルタヘナ法)におけるP1レベルの試料に限ります。
  • 極度に菌体量が少ない場合、解析結果が得られないことがございます。
  • 微生物が死滅している場合や、培養が困難な菌である場合は、純粋培養が困難となりますので、検査ができない場合があります。
  • 同定された種についての詳細な説明、毒性・有害性の評価などは行っておりませんので、予めご了承ください。
  • 純粋培養株の場合は直接、微生物DNA同定検査に進捗いたします。純度に不安がある場合は、単離・培養をご指定ください。
  • 試験の結果、種によっては推定菌種を列記する場合や属・種の特定ができない場合がございます。
  • 形態観察は行っておりませんので、テレオモルフ(有性時代)とアナモルフ(無性時代)の判別は行いません。
  • 簡易同定分析は遺伝子工学的手法を用いた簡易同定であり、本来の同定結果とは異なる場合がありますので、予めご了承ください。

虫類形態識別検査[35,000円/10〜15営業日]

主な分析対象:虫 など

形態的特徴から虫類の同定を行います。報告書には同定結果に加え、所見として生息域や生活環境、食性、可能な場合は考えられる混入経路などについても記載いたします。同定結果によっては、虫の生息域・混入場所についても言及できる場合があります。

試料の状態により同定のレベルが異なり、目レベルや科レベルの同定となる場合がございます。
試料の状態等により検査不能の場合、実費10,000円のご請求となります。

形態識別

虫の場合、翅や頭部、触角などが手掛かりとなることが多く、同定できるレベルは目、科、属、種と様々です。
一部試料を破壊する必要のあるDNA検査と異なり、お預かりした試料を消費することなく検査をすることができます。

例)コクヌストモドキとノコギリヒラタムシ

【虫類形態識別検査についてのご留意点】
本検査における種の同定率は、試料の保存状態に大きく依存します。ムシ全体が残っている場合は完全同定ができる可能性が高いですが、翅など体の一部の欠落が認められる場合は「○○科の一種」といった結果になる可能性が高くなります。また、セロハンテープでムシを貼り付けるなどの行為は検体の破損の原因になり検査が困難になるため、可能な限り避けるようお願いいたします。

料金はすべて税別価格です。上記料金に別途消費税が加算されます。
ご依頼の前に、検査業務規約をご確認ください。

異物検査のビジョンバイオ

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