ヒト由来物

犯罪捜査にも用いられる手法によって、ヒト由来物(爪、血液等)を分析いたします。

血痕
皮膚片
毛髪
分岐図

異物の種類や状況により、異物スクリーニング検査をおすすめする場合がございます。詳しくは当社までお気軽にお問い合わせください。

ヒト血痕判別検査[35,000円/3営業日]

主な分析対象:血痕 など

科学捜査研究所と同様の手法(ロイコマラカイトグリーン法、イムノクロマトグラフィー法)を用いて、血痕の可能性が疑われる付着物がヒトの由来かどうかを検査します。

受付可能形態は、目視可能な斑痕です。  臨床目的での検査は行っておりません。
何らかの血痕である可能性は高いが、ヒト血痕とは認められなかった場合、DNA同定検査で試料の由来生物を明らかに出来る可能性がありますので、お気軽にご相談ください。

ロイコマラカイトグリーン法(予備試験)

ロイコマラカイトグリーン法(予備試験)血中に存在するヘモグロビンの触媒作用によって、過酸化水素水から遊離した酸素が、無色のロイコマラカイトグリーンを酸化させて緑色のマラカイトグリーンに変える反応を利用する方法です。
血痕と疑われる斑痕が血痕であるかどうかを確認いたします。

イムノクロマトグラフィー法(本試験)

血液中のヘモグロビンが、抗ヒトヘモグロビンマウス抗体に補足されることを利用し、血痕がヒト由来であるかを確認いたします。

【ルミノール反応について】
科捜研をはじめ信頼ある検査機関では、目に見える血痕に対してルミノール反応を確認するようなことは行いません。何故ならば「ルミノール反応」は、拭き取り処理等を行ったため目に見えなくなってしまった血痕があった場所を推察するためのものだからです。
目視で血痕が疑われるレベルに顕在化している班痕や汚れに対してルミノール反応を行うことは、正式な法科学検査(ロイコマラカイトグリーン法やイムノクロマトグラフィー法)やDNA解析を阻害し、本来の正しい結果を導けなくなるリスクを増大させてしまいます。
一般的に知名度の高い「ルミノール反応」ではありますが、前述の理由により大きな問題と誤解を含んでおりますので、自主検査としてお手元で検討される際には細心の注意を払われるとともに、事前に専門家である当社までご相談いただくことをお勧めいたします。

性別DNA型、ABO式血液型DNA検査[性別:28,000円、血液型:38,000円、セット:48,000円/6営業日(特急検査4営業日、料金1.5倍)]

主な分析対象:爪、皮膚片、血液 など

DNA解析により、試料の性別、血液遺伝子型を判定します。

ごく稀に血清学的なABO式血液型と遺伝子型が一致しない場合がございます。
受付可能形態は、目視可能な斑痕です。  臨床目的での検査は行っておりません。
何らかの血痕である可能性は高いがヒト血痕とは認められなかった場合、DNA同定検査で試料の由来生物を明らかに出来る可能性がありますので、お気軽にご相談ください。

性別DNA型検査

法科学鑑定でも使われる遺伝子領域の解析により、試料が男女いずれに由来するのか判定いたします。

ABO式血液型DNA検査

それぞれの血液型を構成している遺伝子座の塩基配列には、6つの塩基置換が知られています。
その組み合わせを解析することにより、血液遺伝子型を判定いたします。

性別DNA型検査とABO式血液型DNA検査の組み合わせにより、候補者を約100分の1〜6分の1まで絞り込むことが可能です。

参考:日本人における性別×血液型の組みあわせの割合

血液型 A型 B型 AB型 O型
血液遺伝子型 AA AO BB BO AB OO
男性 4% 16% 1% 9% 5% 15%
女性 4% 16% 1% 9% 5% 15%

核DNA鑑定[物体:100,000円※1、ヒト:100,000円/1人※2/10営業日]

主な分析対象:肉片、皮膚片、爪、血液、唾液 など

ヒト由来の異物や斑痕について、DNA鑑定により個人の識別(遺伝子型の判定)や性別の判定をおこないます。
その後、比較対照者の遺伝子型と比較すること(異同識別)により、誰のものであるかを特定します。

※1検体の劣化等により、検査結果が得られなかった場合、検査実費として半額のご請求となります。
※2対象人数により料金がかわります。また、お客様でサンプリングを行う場合、別途「口腔細胞サンプリングキット 8,000円/人」が必要です。
「インフォームドコンセントサンプリング」の出張をご希望の場合は、別途交通費等がかかります。
詳しくは当社までお問い合わせください。

参考:DNAの抽出効率

試料 抽出効率 備考
資材や衣類に付着した血痕 40〜60%
チューンガム 40〜60% シュガーレスの方が成功率は高い。
タバコの吸い殻 40% フィルターが汚染されていないもの。
切手・封筒 20%以下

いずれの場合も抽出効率は試料の量、経過年数、保存状況等によって異なります。

核DNA個人識別検査(物体)

ヒト由来異物から、DNA型の解析と性別を鑑定します。サンプルの属性に応じて、適切な検査方法を選択します。
個人識別能が4兆7000億人に1人と極めて高い反面、毛髪、骨などを対象にした鑑定が極めて困難となります。

DNA解析を行うにあたって最も重要なことは、「いかに純度の高いDNAが抽出できるか」にかかっています。
DNAが劣化していた場合などは、16箇所すべてのローカスが解析できない場合があります。

核DNA個人識別検査(ヒト)

比較対照を行うヒトのDNA型を解析します。その結果を物体のDNA型と照合し、混入異物・斑痕と一致したかどうかについて報告します。
検査サンプルは、当事者の同意の上、頬の内側をこすった綿棒をサンプルとします。

【サンプリング方法について】
セルフサンプリングは、当社から提供する専用キットを用いて、お客様自身で口腔粘膜細胞のサンプリングを行います。
インフォームドコンセントサンプリングは、当社の専任スタッフが検査内容の説明から口腔粘膜の採取までを行います。セルフサンプリングに比べ、サンプリングの信頼性が高まります。

【関連サービスについて】
ヒト由来異物の混入防止・早期解決策をご検討の場合には、関連サービスとして「DNA保管サービス」がございます。

毛髪人獣判別検査(スンプ法)[25,000円/3営業日]

主な分析対象:毛髪(人毛および獣毛)

スンプ法および顕微鏡観察で、毛髪がヒトに由来するものか、その他の動物に由来するものかを判別いたします。また、毛髪の損傷の程度もある程度分かるため、これをもとに混入段階を推定することも可能です。

スンプ法

毛髪の検査においては、試料となる毛髪の外観、毛根、毛先、小皮紋理など、多様な情報を集約し、総合的に判断する必要があります。これらの特徴は動物種ごとに違いがあり、スンプ法はこのうち小皮紋理を調べるために必要となる検査です。
毛髪がヒト由来でなかった場合は原材料(ブタなど)由来であるか、あるいはネズミなどの衛生状態に起因するものなのかなどの考察が可能になります。また、ヒト由来であった場合は、長さ、色、損傷度などにより混入場所などの推定ができ、追加でDNA鑑定を実施することで個人の特定につながる可能性もあります。

例)人毛と獣毛

ミトコンドリアDNA鑑定[物体:100,000円※1、ヒト:120,000円/1人※2/10営業日]

主な分析対象:毛髪、骨 など

核DNAがなくても検査が可能ですが、個人識別能が55人に1人と限定的になります。

※1検体の劣化等により、検査結果が得られなかった場合、検査実費として半額のご請求となります。
※2対象人数により料金がかわります。また、お客様でサンプリングを行う場合、別途「口腔細胞サンプリングキット 8,000円/人」が必要です。
「インフォームドコンセントサンプリング」の出張をご希望の場合は、別途交通費等がかかります。 詳しくは当社までお問い合わせください。

ミトコンドリアDNA個人識別検査(物体)

毛髪、骨などのヒト由来物について、ミトコンドリアのDNA型を解析します。
核DNA個人識別検査と比較して、識別能が限定的です。

ミトコンドリアDNA個人識別検査(ヒト)

比較対照を行うヒトのミトコンドリアDNAを解析します。その結果を物体の結果と照合し、混入異物と一致したかどうかについてご報告します。
検査サンプルは、当事者の同意の上、頬の内側をこすった綿棒をサンプルとします。

【検査精度向上の取り組み】

【関連サービスについて】
ヒト由来異物の混入防止・早期解決策をご検討の場合には、関連サービスとして「DNA保管サービス」がございます。

料金はすべて税別価格です。上記料金に別途消費税が加算されます。
ご依頼の前に、検査業務規約をご確認ください。

異物検査のビジョンバイオ

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